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治療が不安感を増幅させる

 春休みにK君の担任の先生から「これはKからです」と古酒を渡された。「え、何で?」と思いながらも、K君に出会ったので「ありがとう」というと「いいえ」と力なく笑った。

 新学期になってK君が退学したことを知った。人間関係のもつれで、情緒不安定になり、激しい自傷行為が見られた生徒だ。一時、不登校というより登校不能状態に陥っていた。きっかけとなった問題が解決されても、自傷行為はおさまらなかった。両親がたまりかねて病院へ行った。再び登校を始めたときは薬に頼る状態だった。服用した直後は強烈な眠さに襲われ、話すこともできなくなった。
 授業中に「先生ごめん、眠らせて」と言って、直後に熟睡したことがあった。「俺はまともじゃないよ。昨日もぐっすり眠って、起きて2時間も経ってないのにこんなに眠い」と不安を口にしていた。治療行為が不安を増幅させる結果になっていた。「これでも治療してると言えるのか」と腹立たしさを感じた。
 
 
 こんな状態が続いたら体が持たないだろうと思っていた矢先のことで、しばらく休んでから先のことを考えたいという。ゆっくりと休んでほしい。薬に頼らずに。

 
 
 

 

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コメント

いまのわたしもそんな状態です。
また高校を中退したときの自分を思い出しました。
どうかKくんの心安らぐときがきますように……。

投稿: 麻生暁美 | 2005/04/09 19:59

 あなたの心も安らぐことを願っています。ブログを拝見しました。どうか自分を大切にしてください。

投稿: 管理人です | 2005/04/10 00:46

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