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いじめは解決したのに

 小学校中学年のその子は欠席が多く、いじめにあっていたという。担任はクラスで問題を取り上げ、授業をつぶして話し合いをさせた。いじめの中心だった子も、結果的にいじめに与することになったことも反省し、全員でその子に謝ったという。それで、問題は解決したかに思えたが、保護者は「いじめに関わった子どもたちの保護者全員、それも両親そろっての話し合い」を要求し、学校はその場を設定した。どう好意的に考えても、とても事態が好転するとは思えなかった。その子にとっても同級生にとっても不幸な出来事としかいいようがなかった。案の定、反感を持つ親たちの声が聞こえてきた。子ども本人は登校したいという意志を見せたが親が拒否しているという。どうしてこんなことになってしまったのだろう。ますます学校が遠ざかってしまった。

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著者: 山下 英三郎, 一番ヶ瀬 康子, 河畠 修 タイトル: きみの心のサポーター 子供のいじめや不登校が大きな問題になっているが、その背景には何があるのだろうか。 著者の中の一人、山下氏は、制度疲労を起こしている学校に、子供達が適合できなくなっていることが、大きな要因の一つではないかと指摘している。 学校はかつて、「知識を授ける場」として非常に意味�... [続きを読む]

受信: 2005/05/21 16:58

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